ようこそ機能材料学研究室へ!
本研究室では、材料の本来の機能・特性の発現とその実用化をテーマに掲げ、特殊環境下における材料の微細構造変化や,高エネルギー粒子線を用いた材料の改質及び高機能化に関する研究を行っています。
特に、機能性材料(核融合炉材料,水素吸蔵合金)のナノ構造や非平衡相形成に関して電子顕微鏡法を用いた研究を行い、得られた基礎的知見を材料開発及び改良に役立てています。
水素吸蔵材料
優良な水素吸蔵量/容積関係をもつ金属系水素吸蔵材料に関する研究では、電子顕微鏡の中に環境セル(エンバイロメンタルセル)を導入し,水素化物の生成や分解の反応をナノレベルで調査することで、反応触媒開発に必要な情報を効果的に得ています。
核融合炉・原子炉構造材料
近未来のエネルギー源である核融合炉の構造材料に関する研究では、高エネルギービーム(電子線、イオンビーム)を用いて照射特性の評価を行うことで、高い照射耐性を有する材料の創製を目指しています。